【産後ママの「これって普通?」相談室 】~実は“寝ないママ”の体も限界です~

05 寝ない赤ちゃん編

第5回 実は“寝ないママ”の体も限界です

赤ちゃんが寝ない。

すると、
ママも寝られません。

夜中に何度も起きて、

・授乳
・抱っこ
・寝かしつけ

を繰り返す。

やっと朝になったと思ったら、

・朝食の準備
・洗濯
・掃除
・上の子のお世話

が始まります。

神戸市北区や三田市でも、

「自分がいつ寝たのか分からないです」

とお話しされるママさんは少なくありません。

でも、
多くのママは自分のことを後回しにしてしまいます。

そして気づかないうちに、
体も心も限界に近づいていることがあります。


睡眠不足は想像以上に体へ負担をかける

私たちは眠っている間に、

・脳を休ませる
・体を修復する
・ホルモンを調整する

といったことを行っています。

ところが産後は、

・細切れ睡眠
・睡眠時間不足
・深く眠れない

という状態が続きやすくなります。

すると、

・疲れが抜けない
・集中力が落ちる
・感情が不安定になる

などの変化が起こりやすくなります。

「なんだか最近イライラする」

「涙もろくなった」

というのも、
気持ちの問題だけではないことがあります。


肩こりや腰痛が悪化しやすい理由

寝不足が続くと、
体は常に緊張しやすくなります。

さらに、

・長時間の抱っこ
・授乳姿勢
・前かがみ姿勢

が重なることで、

・肩こり
・首こり
・腰痛
・股関節痛

などにつながることがあります。

実際に、

「出産前は肩こりなんてなかったのに」

というママさんも少なくありません。

赤ちゃんのお世話に意識が向きますが、
ママの体にも大きな負担がかかっているのです。


寝不足は自律神経にも影響する

睡眠不足が続くと、
自律神経のバランスも乱れやすくなります。

すると、

・疲れているのに眠れない
・常に緊張している
・動悸がする
・気持ちが落ち込む

といった状態につながることがあります。

産後はもともとホルモン変化が大きい時期です。

そこへ寝不足が加わることで、
心身への負担はさらに大きくなります。


「みんなやってる」がママを苦しめる

産後ママさんのお話を聞いていると、

「みんな頑張ってるから」

という言葉をよく聞きます。

確かに、
多くのママが寝不足の中で育児をしています。

でも、

「みんな頑張ってる」

「自分がしんどくない」

は別の話です。

つらい時はつらい。

眠い時は眠い。

それでいいんです。

無理を続けることが正解ではありません。


研究でも母親の睡眠不足による影響が報告されています

産後の睡眠不足は、
母親の疲労感や精神的ストレスと関連することが報告されています。

また、
乳児の睡眠問題は保護者の心身の健康にも影響を与える可能性が示されています。


当院で大切にしていること

当院では、
赤ちゃんのお悩みだけではなく、

ママ自身の体も大切にしています。

なぜなら、
育児を頑張っているママほど、

・肩こり
・腰痛
・疲労感
・自律神経の乱れ

を抱えていることが多いからです。

また、
女性施術者として出産・育児を経験しているからこそ、

「理想論では解決しない現実」

も理解しています。

知識を常にアップデートしながら、
機能性医学的な視点も含めて、
ママが少しでもラクに過ごせる方法を一緒に考えています。


最後に

赤ちゃんが寝ない。

それは確かに大変なことです。

でも、

本当に限界に近づいているのは、

ママ自身かもしれません。

どうか、

「私は十分頑張っている」

と認めてあげてください。

そして、
助けを求めてもいいんです。

次回は、
「検索しすぎるママほど苦しくなります」
についてお話しします。


参考文献**

Parental Cognitions About Sleep Problems in Infants: A Systematic Review
Sleep and fatigue in new mothers and fathers


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